インテリアスタイルの中では日本人なら誰もが知っている「和風」がありますが、近年は「和モダン」と呼ばれるスタイルが人気となっています。
どこかで耳にしたことがあるかと思いますが、今回は和モダンとは何か？また、和モダンは何となく知っているけど、どんなポイントを抑えれば近づけられるのか？など、知りたい人向けの記事となっています。
そもそも和モダンとは何？
和モダンの由来
和モダンに厳密な定義はないのですが、日本の伝統的なインテリアスタイルである「和風」と現代的にイメージされた「モダン」をミックスしたスタイルになります。和風モダンや和モダンインテリアなどとも呼ばれますね。
和モダンの特徴
特徴としては、「木」、「竹」、「植物」などの天然素材を使用しており、明るすぎず落ち着いた空間が特徴です。天然素材を用いた家具などを取り入れることで、経年変化の面白さも味わうことができ、若者から高齢者まで幅広く楽しむことができます。
自分の部屋を和モダンスタイルに変えるコツは？
低い家具を取り入れる！
和室をベースにして和モダンにしたい場合は、背の低い家具を取り入れることがおすすめです。
理由として、もともと和室は畳の上に座ったり、座布団を敷いて生活していた様式のため、目線を低くした「低座の生活」は和モダンを取り入れる考えの１つとしてとても重要だからです。
また、背の低い家具を取り入れることで天井を高くみせることができ、開放感のある空間になります。
ベースカラーはアースカラーを意識する！
和モダンと相性が良いベースカラーを使用することで、より一層雰囲気を作り上げることができます。相性の良い色とは和の要素（竹、畳、和紙など）を取り入れたアースカラー（自然素材）です。
- ブラウン：テーブル、椅子、コーヒーテーブルなど
- グリーン：畳、ソファ、クッションカバーなど
- ベージュ：障子、ソファ、クッションカバー、テレビ台、テーブル、椅子など
- ホワイト：障子、カーテン、ソファ、クッションカバーなど
- グレー ：カーテン、ソファ、クッションカバーなど
- ブラック：テーブル、椅子、テレビ台、ソファなど
アクセントカラーに加えて、赤色や青色を組み合わせるとお洒落な空間に仕上がります。特に日本の伝統カラーでもある、「えんじ」、「藍」色などを試してみるといいですね！
観葉植物を取り入れる！
今まで取り上げた和モダンスタイルの画像に「観葉植物」が入っていますが、これもポイントの１つです。観葉植物は空間の見栄えを良くすることは勿論ですが、明るく落ち着いた気持ちにもなるため、安心感が強い和モダンスタイルとの相性は抜群です！ぜひ取り入れてみましょう！
おすすめ和モダン家具メーカー３選
最後に、和モダンのインテリアを提供している家具メーカーを３つご紹介します。自分の暮らしの好みやイメージがあると思いますので、どれか参考になれば幸いです。
１．FLYMEe Japan Style / フライミージャパンスタイル
こちらのショップは、和室や古民家、和モダンの空間に取り入れやすい家具・インテリアを展開しております。職人さんの技術力を活かした豊富な商品が多数あり、家具、照明、クッション、ラグ、キッチン用品など沢山楽しめます。
和の要素を取り入れながらもモダンデザインにした家具やモダンデザインを和風に仕上げた家具など見どころが山ほどありますので、是非チェックしたい１つですね。
２．カリモク家具
1940年に愛知県刈谷市で創業した国内製造家具メーカーです。
上質な木を用いて、日々の暮らしに幸せをもたらす家具が多く販売されております。
他メーカーとの違いは、特に木にこだわり、木の魅力を最大限に活かしている所です。独自に資材工場があり、長く使用できるように適切に乾燥を施して製造しております。
カリモク家具の中でもいくつかブランドがあり、和モダンにピッタリなのは「カリモク６０」だと思います。カリモク６０は、シンプルながらも品質が良く、和モダンの特徴的なアースカラーを多く取り入れた家具が多数あります。また、カラーバリエーションの多い背の低いソファや椅子もありますので、気になる方はチェックしてみてください！
３．Re:CENO（リセノ）
インテリアの楽しさをより多くの人に提供することを大切にしており、デザインの良さだけでなく、日常的に使いやすくするための機能性も兼ね備えているインテリアブランドです。
テーブル１つにしても、長方形、正方形、円形など、様々な形状が販売されているだけでなく、昇降式バージョンもあるため、きっとご希望に合う家具が見つかるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。和モダンは和風の雰囲気を取り入れつつモダン要素を加えることがポイントとなります。和モダン家具は天然素材を取り入れて経年変化を楽しむことも楽しみ方の１つでもあります。家具の種類はとてもバリエーション豊かなため、好みのタイプに出会えるといいですね。
本記事で少しでも和モダンについてイメージが膨らめば幸いです。インテアリアスタイルは個人の好みが最も大切であり、正解はありませんので、何度でも試して自分の好みの和モダンスタイルに仕上げてみてください！
素敵な和モダンスタイルに幸あれ！byとくゲット
